埼玉県ふじみ野市の市営プールの流水プールで昨年7月に女児(当時7歳
)が吸水口に吸い込まれた死亡事故で、業務上過失致死罪に問われた元同
市教委体育課長、高見輝雄(60)▽元同課管理係長、河原孝史(47)
両被告について、「事故は2人だけの問題としてとらえることはできない」と
して、減軽を嘆願する同市役所職員有志ら約7000人分の署名が集まっ
ていることが分かった。さいたま地裁で20日午後、2被告の初公判があり
、公判中に嘆願書とともに同地裁へ提出される。

 事故ではプール管理の請負業者ら4人も一緒に書類送検されたが、「(完
全に固定されていなかった)吸水口のふたの修理義務はなかった」などとして
起訴猶予となった。

 市などと遺族の間では3月に約6000万円の示談が成立している。嘆願
書は「幼い命が失われたことは重大で市と市職員の責任は重大」とする一方で
、市職員2人だけが罪に問われたことへの疑問を投げかけ、減軽を求める内容
。市の部長と市職員労働組合執行委員長ら計10人が個人として発起人に名を
連ねている。署名は8月1日~9月末、一般職員のほか戸別訪問で市民らから
集めたという。【藤川敏久】

毎日新聞 2007年11月20日 15時00分

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