山口県光市で99年、母子を殺害したとして殺人や強姦(ごうかん)致死罪な
どに問われた当時18歳の元少年(26)の差し戻し控訴審第7回公判が2
6日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で開かれた。 弁護側の依頼で元少年の
精神鑑定をした野田正彰・関西学院大教授の証人尋問があり、 野田教授は「
人格発達は極めて遅れており、他の18歳と同様の責任を問うのは難しい」と
述べた。

 1、2審判決によると、元少年は99年4月14日、光市の会社員、本村
洋さん(31)方に排水検査を装って上がり込み、妻の弥生さん(当時23
歳)を強姦目的で襲い、抵抗されたため両手で首を絞めて殺害。傍らで泣き続
けていた長女夕夏ちゃん(同11カ月)を床にたたきつけ絞殺した。

 野田教授は、元少年の父親が妻と元少年に繰り返し暴力を振るっていたこと
が、元少年の内面に大きな影響を与えたと指摘。その上で「事件当時までの
人格発達は極めて遅れており、更に母親の自殺で停滞した」と述べた


静岡県藤枝市の私立藤枝明誠高校(塙博校長、生徒数939人)が02年
春から、受験料を肩代わりして成績の優秀な生徒に志望していない私立大学を
受験させ、合格実績に含めて公表していたことが分かった。今春は卒業生のう
ち37人が受験料を自分で負担せずに受験し、中には立教大や明治大など一
人で35学部・学科を受けた生徒もいた。同校は「受験データ蓄積のため」と
して、「水増し」の意図は否定している。

 同校によると、卒業生の寄付金をもとに作った基金から受験料を出し、年間
数人~40人が受験。主に、大学入試センター試験の結果だけで合否判定す
る大学を受験したという。塙校長は「データ蓄積の目的は達したので、早けれ
ば来春の入試からやめたい」としている。同高は83年開校。03年からは
中高一貫教育をしている。

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