水滴幼幼園

20日午前5時45分ごろ、大阪市城東区古市の私立「大阪信愛女学院」の西門脇に、
新生児が入った紙袋が置かれているのを出勤した警備員の男性（57）が見つけた。生
後1日の女児とみられ、健康状態に問題はないという。 大阪府警城東署が保護責任者
遺棄事件として調べている

児が困難な親が匿名で乳児を託せる慈恵病院（熊本市）の「赤ちゃんポスト（こうの
とりのゆりかご）」に５日、生後間もない女の新生児が預けられていたことが６日、
分かった。健康状態に問題はないという。５月の運用開始以来４人目となる。
　関係者によると、預けられたのは５日午前４時ごろで、生後１０～２０日ぐらいだ
という。
　赤ちゃんポストには運用開始当日の５月１０日に３歳前後の男児、６月１２日に
生後数カ月の男児、同１５日に乳児が置かれていたことが判明している

東京都大田区の六川雅司さん（７７）が社会保険庁の計算ミスが原因で本来より少
ない年金しか支給されなかったのに、時効を理由に支給漏れ分が支払われないのは不
当として、国を相手に約１０９０万円の損害賠償を求めた訴訟の第１回口頭弁論が
２０日、東京地裁（松井英隆裁判長）で開かれ、国は請求棄却を求めた。
　六川さんは意見陳述で「年金加入期間の欠落が分かった後も、おわびの言葉がな
く、５年で時効になるから、５年分しか支払わないと言われた。社会保険庁が自分で
過ちを犯しておきながら、時効を主張するのは納得できない」と訴えた

警視庁北沢署の警察情報を含むデータ流出問題で、同庁は２０日、流出元の同署巡
査長（２６）を懲戒免職とした。同署巡査部長（３３）を減給１カ月（１００分の１
０）、監督責任で同署長（５７）を戒告とするなど８人も処分した。個人情報約１０
５００人分が含まれており、警察としては最大規模の流出で、同庁は事態を重視した。
　同庁によると、巡査長は昨年１１月ごろ、巡査部長から捜査報告書などの警察情報
が保存されているデータを借り、ファイル交換ソフト「ウィニー」をインストールしている
私物パソコンのハードディスクに保存。ウイルスに感染したことでファイルが流出した。
　流出したのは計約１万７百ファイルで、このうち警察情報関連は約６４００ファイル
。内訳は被害届が約１００、供述調書が約６００、捜査報告書が約１０００、その
他が約４７００だった。