東海地震を監視する地震防災対策強化地域判定会の定例会が30日開かれ
、静岡県中部の地殻内で「地震活動がやや高い状態になっている」との見解を
まとめた。溝上恵会長は「東海地震と直結するとは言い難いが、プレート(岩板
)境界の上側のひずみが高まっていることを示す変化で、注目していく必要があ
る」と話している。

 東海地震は、陸のプレートの下に太平洋側からフィリピン海プレートが徐々に潜
り込み、ひずみが蓄積された結果、陸のプレートが跳ね返って起こる。気象庁に
よると、プレート同士が特に密着した「固着域」にあたる陸の地殻内で、05年
半ば以降、ごく微小な地震(M1以上)がやや増加している。この領域は、長期
的なゆっくり地震(スロースリップ)が観測されていた01年から05年半ばまで
は、比較的静穏だった。ひずみを解放する効果があるゆっくり地震が終わったこと
で、ひずみが再びたまりつつあるとみられる

東京電力は30日、新潟県中越沖地震で被災した新潟県と柏崎市、刈羽村に計7
000万円の義援金を贈った。同日から柏崎刈羽原発に駐在した武黒一郎副社長
が各役場を訪れ、手渡した。

 東電によると、同県に3000万円、柏崎市に2000万円、刈羽村に200
0万円。被災者支援のためという。会計上は「寄付金」で、04年の中越地震の
際には同県だけに3000万円を贈っている

土用の丑(うし)の30日、各地のうなぎ店やスーパーは、真夏のスタミナ食を求
める人たちでにぎわった。津市大谷町の老舗、大観亭津駅西口店では早朝から1
000匹以上を仕込み、香ばしい香りを漂わせた。店長の山本浩二さん(55)
は「(高価な)国産ものを使うので大変だけど、頑張らないと」。

 かつて養鰻(ようまん)が盛んだった津市には、うなぎ料理店が多く、市民団体
が市内の名店を紹介する地図を配布するなど、「うなぎどころ」として知られてい
る。【高木香奈】

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