秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた畠山鈴香
被告(34)の第3回公判が1日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で開かれた
。畠山被告が勤務していたパチンコ店で同僚だった男性が証人として出廷し
、同被告が長女彩香ちゃん=当時(9つ)=を邪魔にしていたなどと2人の
関係を証言した。
 男性は、彩香ちゃん殺害事件当時、畠山被告と交際していた。男性は検
察側の質問に対し、同被告が「彩香がいなければ就職しやすい。養子に出
して県外で働きたい」と何度も話したり、「彩香を無理して引き取らなけれ
ばよかった」とこぼしていたことなど、同被告が彩香ちゃんを「邪魔にする言
動」をしていたと語った。
 その一方、彩香ちゃんを連れて男性と外出する時はきれいな格好をさせ手
をつなぐなどしていたといい、「(畠山被告は)外面が良かった」とも話した。
秋田連続児童殺害事件で、殺人罪などに問われた畠山鈴香被告(34)の
公判は12日午後も秋田地裁で続けられ、「豪憲君を殺せば、もう一度彩香
や自分に目を向けてもらえると考えた」と供述した畠山被告の調書が朗読された
。また、精神鑑定を担当する医師が宣誓を行い、地裁は11月末までに鑑定
書を提出するよう要請した。

 藤井俊郎裁判長は鑑定内容について(1)長女彩香ちゃん=当時(9つ)
=の死亡後に畠山被告に生じたと弁護側が主張する「健忘」の有無や時期
、程度、メカニズム(2)米山豪憲君=同(7つ)=殺害に至る心理状況(3)
豪憲君事件の際の完全責任能力の存否-説明した。
arrow
arrow
    全站熱搜

    yesterdaybe 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()